消防設備点検作業
お久しぶりです。橋口(女性)です。
コロナの影響で4月5月の点検が延期になり
かなりバタバタしていましたがようやく落ち着いてきました。
決してめんどくさくて更新を止めていたわけではありません。(/ω\)
今日は消防設備点検がどういった点検をしているかを
説明したいと思います。
通常のマンションですと消火器・自動火災報知設備・避難器具・誘導灯
少し大きくなると連結送水管・屋内消火栓・スプリンクラーなどが
設置されています。
よく見かけられるが自動火災報知設備の点検だと思われます。
建物内に感知器(熱や煙を感知する機器)が設置されているのですが、
それを1個つづ加熱試験器や火煙試験器を使い調べていきます。
感知器が熱や煙を感知すると受信機に信号が行き
ベルやサイレン・非常放送などが鳴動します。
点検中は受信機の音を止めた状態で点検するのですが、
各メーカーごと、年代ごとに受信機が違い点検やり始めの頃は
憶えられずアタフタしました。
しかし久しぶりに出ましたR型パナソニック受信機!
下見の時,受信機室に鍵がかかっていたので、
当日でいいかと早めに到着したものの
音響停止方法がわからずパニックです。
盤面の液晶を触っていても設定に入っていましい戻れず、何気に受信機に設置さ
れている受話器を上げると元の画面に戻りました。
わかってみると単純なのですが、受信機の扉の裏に点検モードリップスイッチが
あり、それを点検にすると今まで開かなかった盤面の液晶のページが開ける
といったよくあるパターンでした。
やはり下見は大事ですね。
話がそれましたが建物内の感知器を1個つづ試験をしていくといいましたが、
R型・GR型などは定期的に感知器を点検してくれるので
1個つづ試験する必要はないのでコロナでお部屋に入れない時などは
いいですね。
自動火災報知設備にはベル・サイレン・非常放送などが鳴動するように
設置されています。
各階に設置されているので点検の際はかなり大きな音がします。
マンションによると各お部屋内にスピーカーが設置されており
こちらも大きい音が鳴らせないときにはマイクをコツコツ
たたくことが多いです。
子供の頃は火事の時以外は押してはダメだと言われた発信機も
今のわたしは押し放題です。
現場仕事ですが女性の私にもできるお仕事なので
女性も防災業界増える事を期待している今日この頃です。
では又、次回は他の設備を紹介したいと思います。